森博嗣 自由をつくる 自在に生きる 感想 計画と実行について

森博嗣が自由について語った本


森博嗣の新書である。森博嗣は小説で大儲けしてアーリーリタイアした後趣味を満喫する人生を送っている。森博嗣は小説をお金をかせぐためと割り切っていて結果的にその目標を達成しとことになる。割と身も蓋もない事を言うので参考になるか、すなわち森博嗣みたいに慣れるかというと難しいかもしれないが、常識に縛られないための考え方として触れとくのはおすすめだと思う。

この本を読んでいいなと思ったというか再確認させられたのは計画と実行の大切さについてだ。森博嗣は極めて計画的で自分を自制することに長けているという印象だ。私のようにその時その時の誘惑に負ける事無く長期的でかつ重要な目標のために日々少しずつ進めていくことができる人間である。

自由を得るためには、毎日少しずつでも良いから前進をする作戦が最も有効だと思う。どんな山でも、一歩一歩登っていけば、いつかは頂上に辿り着ける。目標は見えているのだから、休まずそこを目指す。今日できることをする。何かできることはないか、といつも探す。そして、無理をせず、時間をかけて少しずつ進む。そうすることが、一番楽なのである。

自分の身の回りのこと、自分の人生の構築に関しては、やはり自分一人だけがスタッフである。自分が怠ければ進まない。休んでいる間に好転することもない。今日やらなければ、明日はもっと辛くなる。今遊んでいると、将来必ず不自由になる。それくらいの計算は人間ならばできるはずだ(動物でも少しはできる)。自分で決めたノルマに支配されることが、より大きな自由のためには不可欠となる。他者によって支配されるよりは、ずっとましだし、それに楽しいはずだ。一歩一歩、無理にならない範囲で、しかし、確実に少しずつ前進をするのである。

この考え方は非常に重要だ。更にいうと一歩一歩進めない場合でも一歩一歩進むことを諦めないで、次はやろうとすること。理想は計画を立てて毎日少しずつ実行できる人間であるなら、今はそうではないわけで、いきなり理想の人間に慣れるわけないのだ。だから一日できなくてもそれは普通なのだ。必要なのは出来た日とできなかった日を記録して、出来た日の比率を増やしていくことを目指すことだ。

理想は毎日少しずつ進めること。今はどうか?最初はできるかもしれないけど徐々に初心は忘れていくものだから一ヶ月程度は記録していこう。記録することによってやる気が高まるかもしれない。穴を開けるのがもったいないという心理が働くかもしれない。ならば記録という作業が理想に近づくために役だっているのだからずっと記録をすれば良い。

全く計画通りに進まなかったらどうするか。落ち込むのはほどほどにしてもう一ヶ月記録しよう。その月出来た日が一日でも多ければ進歩しているということだ。もっと言えば一ヶ月目はあまりやる気出さなくても良い。現状把握ができれば良いだけで理想との距離は測れればよいのだ。ここで本来の実力以上のものを出すと翌月から辛くなってやめてしまう可能性が出る。そうなるのが一番だめだ。継続のために。

よって理想を設定した後は現状把握。この現状把握に少し時間を使うと最初のやる気が冷めた時に冷静に慣れるかもしれない。冷静に慣れれば地道に努力ができるのではないか。そして現状把握が終わったら現状から一歩でも進むのが次の目標だ。

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